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現地校に通う子供たち:Part2

〜現地校で通う子供たち〜の体験手記について〜
体験手記を掲載する意図は、同情を買うためでも、同じような母親たちに、なぐさめあってもらうためでもありません。まして、お子さんを連れて渡航される方を不安に陥れるためでもありません。これから、お子さんを連れて渡航する方に「子供はすぐに現地に慣れる」という神話に警鐘を鳴らしたいということ。それから、すでに渡航されて、お子さんの事で悩んでおられる海外に暮らす母たちに、「あなただけじゃないよ。一緒に頑張ろう。」と伝え、それぞれのケースの中にいくつかのヒントがあると思うので、それらを活用して欲しいと思って、体験手記を掲載しています。(みかりん)

20,09.2001(文:H)

渡英して半年というころに、子供の精神的なストレスは最高値に達したようで、学校で様々な問題を起こしてきました。うちの子供達の通う学校は、私立のカトリックの学校です。先生は体育以外はすべて、女性。このへんを頭に入れて聞いて下さい。

ある日の放課後、先生に呼ばれる。息子(7歳)が友達にパンチしたという。その他にも、キックしたり、つねったりするらしい。どうなってるんだ。という感じ。私はすぐに、「すみません。よく言い聞かせます。良く有る事なんです。」と・・。(今、思えばもっと弁護してやるべきだったと反省していますが。)うちの息子は、元気のいい、おふざけ大好きの子供です。決して悪気はないのです。もちろん、強くパンチしたり、キックしたりではないのですよ。日本であれば、けじめがないので、困りますよ。で済むんだが(それも困るがこれがうちの子なので、甘いようだが仕方ない)こちらでは、そうはいかなかったらしい。また、要領の悪いというか、けじめのない息子は授業中の整列した時に、友達にちょっかいをだしたようだ。そこで、先生は怒り、罰として、その授業(外でも観察)と昼休みは外に出ては行けないと言われた。

息子はその話を、私に話すまでに、1時間くらいためらっていた。でも、私は怒らないよ・・となだめやっと話をしてくれた。「僕はつねったことはない!」とそればかり泣きながら訴えた。やってもいないことまで、怒られたんじゃたまらないからだろう。それから息子はもう、しないと約束した。

翌日、また先生と話した。今日もやった、という話。それも、とても仲良しの子にいいつけられたらしい。(けじめのない息子が悪いのだ)

でも、考えてみた。一日のほとんどを、英語の中で過ごし、 英語でする勉強。わけがわからない。なにが楽しいのだろう。私だったら、逃げ出してしまいたいだろう。やっと友達と触れ合える。授業中の整列する時間であっても、友達と並ぶ。彼にとっては、オアシスに違いなかったんだ・・・と。ちょっかいをだして、言葉がなくてもコミニケーションをとりたかったんだろう。

そして、その日また息子と話した。彼は、日本に帰りたいと言い、泣いていた。ホームシック!彼は、いつもニコニコとハッピーな顏をしている。先生はきっと、もう慣れたんだと思っているに違いない。

ちょっとした悪戯は他の子だって、やっている事。押した押された、ボクシングごっこ?だってやっている。でも、授業中、先生のいるところではやらない。あなたも気を付けなさい。と私は言った。

海に行った。海はいい。波をみて、遊んでいると、嫌な事を忘れられる。

少し落ち着いたようだ。私もいろいろ考えた。全てホームシックのせいだ。(今、考えるとちょっとずるい?)異国で生活したこともないような先生にはわからないだろう。私は、先生に話しをしに行く事を決めた。

プライベートの英語の先生にこの話しをした。すると、先生は私の話しを聞きながら、お手本のレターを書いてくれた。

I can't speak English yet,so I have written you this note! Although outwardly he seems happy.He is very homeuck,He is missing his family and Friends in Japan,and is a very sad little boy.He doesn't wean to be naughty.He is trying very hard to control hisfeelings.He is taying to stick it out.
I should be grateful if you would help him.if you can.

もし、私がレターを書いていたら、とても攻撃的で、あなたにはわかるまい・・なんて書いていただろう。

次の日、先生に渡した。先生はレターを見て、本当に驚いているようだった。まさか、ホームシックになっていたなんて。思いもよらなかったようだ。・・・・・やっぱり。

それから少し、先生が優しくなった。私も、もっと優しくなろう。すぐに謝らずに、もっと子供を弁護しようと、決めた。先生はレターのおかげで、息子の行動に少し理解をしてくれるようになったものの、息子の奇異な行動は止まらない!しばらくしたある日、突然授業中に、床にばたっと仰向けに寝転がったのだ。先生もびっくり。「なんで、こんなことしてるの?」と先生に問われて、「Playing」と答える息子。クラスの子供達も驚いたようです。

その時、先生は「こんなことをするなら、小さい子のクラスですよ。」と怒ったらしいが、「スイッチを切ってしまったのだろう」と言ってくれた。やはり、レターのおかげで、彼の気持ちを察してくれるようになったのだ。私もそう思う・・・・と話した。今までにないくらい、息子を理解しようとしてくれる先生の姿勢に感動した。かわいそうに。スイッチOFF・・・・か。わかるようだ。きっと大声をあげて、逃げ出したかっただろうに。

これは、もう普通じゃいられないんだな。病気なんだ。私はそう思う事にした。息子がその話をしてくれたとき、私は笑った。(彼はちょっと怒ったが)人に危害をあたえたわけじゃないし、いいじゃない。そんな気分になっちゃったんだよね〜、と。

それから、日本の友達に会いたいよ〜とは、泣いていない。

この間、夫は、2ヶ月間の日本出張でした。

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